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Nekomataya/2024

絵コンテ集計プログラム



やっとコンテが終わりました・・・(2001.10.05)
妙に手こずってしまった

風邪ひいたし
同時多発テロはあったし(関係ないか)

今回の絵コンテを書きながら、ずっと作ろうと思っていた
「絵コンテの時間合計の計算を支援するプログラム」を作成しました。

今回は GUI なしで、CUI のプログラムです。

例によって、Tcl スクリプトです
ターミナルになれない人にはちょっと使いづらいかも・・

データの保存は、プレーンテキストなので印刷や変更等は
お好きなテキストエディタで行えます。

ダウンロードはこちら。

Ctotal.lzh	(約 9 KB LHA書庫)
Ctotal.tgz	(約 8 KB TAR玉ZIP書庫)

	** 実行には、Tcl 7 以降の実行環境が必要です。

説明 *** 同じ説明が、ダウンロードしたアーカイブにも含まれています ***
Ctotal.tcl 絵コンテ尺数合計支援プログラム ●書式 Ctotal [-h|-help|-?] [-c] [-r<RATE>] [<FILE-NAME>] ●概略 絵コンテの総尺を、合計する際に計算を支援します。 プログラムを起動すると編集ID・ページ・コンテの段数・カット 番号・現在の登録時間と入力プロンプトが表示されます。 数字を入力するとカット尺であると解釈して記録します。 アルファベットで始まる入力はコマンドとして解釈します。 使用できるコマンドは後述。 順次カットの時間を打ち込んで行くことで尺の合計を自動的に行 います。 ひとつのカットに時間が打ち込まれるとカット番号は自動で更新 されます。 絵コンテのページに合わせて、時間が空になっているカットは空 のままにしておいてください。 後で、確認する際に絵コンテと同じ配置になっていないと確認ミ スが出やすくなります。 ●起動オプション・引き数 [-h|-help|-?] 簡易ヘルプを表示します。 [-c<COUNT>] 絵コンテの一枚の段数を変更します。デフォ ル ト は5段 [-r<RATE>] フレームレートを変更します。デフォルトは 24fps [<FILE-NAME>] 起 動時に読み込むファイル名を指定します。デ フォルトはカレントディレクトリの total.txt ●コマンド h 簡易ヘルプを表示します。 q プログラムを終了します。自動保存は、しません。 v 現在の編集状態を表示します。 j<ID> 編集ポイントのジャンプを行います。カット番号で は な く、IDで、指定してください。 b[NUMBER] 編 集点の後退をします。数値を指定しなかった場合 は1段戻ります a 編集点を最後尾へ移動します。 c<NAME> 現在の編集点のカット番号を変更します。AB分割・欠番 などの際に使用してください。 p<NAME> 現在の編集ページの名前を変更します。やはりAB分割・ 欠番などの際に使用します。 w[FILE-NAME] 指定ファイルに保存します。名前が指定されな い 場合は、現在のファイルに保存します。 r[FILE-NAME] 指定ファイルを読み込みます。名前が指定されな い場合は、現在のファイルを再読込します。 \<COMMAND> バックスラッシュでエスケープしてシェルにコマ ン ドを引き渡せます。パイプ・リダイレクトも行われますが、表示 はダムです。 ●使い方 こちらのプログラムは、絵コンテの時間を合計する作業を支援するために作られました。 起動すると下の様なプロンプトを表示して入力待ちになります。 例: =================P 1 0 p1-1 c#1 () --> 意味は左から 第一カラム (0) データ管理ID 第二カラム (p1-1) 第一ページめで第一段 第三カラム (c#1) カット番号は「1」 第四カラム (()) 現在の秒数データ 第五カラム (-->) この後ろに入力してください の様になっております。 ここで数値を入力すると c#1 に 秒数を指定する事ができます。 例: =================P 1 0 p1-1 c#1 () --> 3+12 :3+12 1 p1-2 c#2 () --> 数値を 秒 + コマ の形で入力すると 自動的に1ページめの二段めに進み次の入力プロンプトが表示されます。 絵コンテのコマが二段以上に渡っている場合は、なにも入力せずに 「 Enter 」のみを押してください。 その場合、カット番号は変わらずに絵コンテの段数のみが進みます。 必要なだけ、段を進めてから時間を入力します。 例:(カット 1 が 四段のコマに渡って書かれている場合) =================P 1 0 p1-1 c#1 () --> : 1 p1-2 c#1 () --> : 2 p1-3 c#1 () --> : 3 p1-4 c#1 () --> 3+12 :3+12 4 p1-5 c#2 () --> キーボードの配置によっては、時間を入力する時の「+ 」キーが押しにくい場合も あります。このプログラムでは、秒数とコマ数の区切りに以下のキーが使用できます。 + (プラス) . (ドット) , (カンマ) - (マイナス) : (コロン) ; (セミコロン) この六つのキーは、どれを押しても秒数とコマ数の区切りとして認識されます。 例:(どれを押しても大丈夫) =================P 1 0 p1-1 c#1 () --> 3,12 :3+12 1 p1-2 c#2 () --> 3.18 :3+18 2 p1-3 c#3 () --> 4+6 :4+6 3 p1-4 c#4 () --> 区切りの無い場合は秒数として認識します。 カット秒数が 1 秒以下の場合は、最初の 0 を省略できます。(入力しても良い) コマ数が、一秒分をオーバーした場合は、秒数に換算します。 例:(こんな入力もOK) =================P 1 0 p1-1 c#1 () --> 12 :12+0 1 p1-2 c#2 () --> +18 :0+18 2 p1-3 c#3 () --> 1+45 :2+21 3 p1-4 c#4 () --> 間違えて、後戻りをしたい場合は、「b (back)」キーで 一段戻ります。 二段以上戻る場合は、「b 」キーに続けて数字で指定してください。 例:(三段前に戻る) =================P 2 5 p2-1 c#4 () --> 2+12 :2+12 6 p2-2 c#5 () --> 5+6 :5+6 7 p2-3 c#6 () --> 1+18 :1+18 8 p2-4 c#7 () --> b3 =================P 2 5 p2-1 c#4 (2+12) --> この例では、すでに一度入力しているので 4列 めの括弧の中に秒数が 表示されています。修正する値を入れて次へ進めます。 例:(修正後) =================P 2 5 p2-1 c#4 () --> 2+12 :2+12 6 p2-2 c#5 () --> 5+6 :5+6 7 p2-3 c#6 () --> 1+18 :1+18 8 p2-4 c#7 () --> b3 =================P 2 5 p2-1 c#4 (2+12) --> 2+18 :2+18 6 p2-2 c#5 (5+6) --> :5+6 7 p2-3 c#6 (1+18) --> なにも入力せずに、「Enter 」 キーだけを押すと以前の値のまま次へ進みます。 データの任意の位置にジャンプする事ができます。 「j (jump)」キーに続けてデータのIDを入力してください。 カット番号ではなく、表示されている一番左の端の数値です。 この数値が管理番号になっていますので、この番号を使って指定します。 ゼロから始まっています。 データの数よりも多い数値を入力すると一番後ろにジャンプします。 また、一番後ろへジャンプするだけなら「a (append)」キーを入力する事で データの一番後ろへ移動する事もできます。 AB分割や、欠番などでカット番号を修正するときは、「c (cut)」キーに続けて 修正するカット番号を入力してください。この場合は、段の移動は行われません。 例:(カット 12 を 12-A にする) 11 p3-2 c#12 () --> c12-A 11 p3-2 c#12-A () --> ページ番号のAB分割や欠番ページ等の場合は同様に「p (page)」キーに続けて 修正するページ番号を入力すると修正ができます。 この場合も、段やページの移動はありません。 例:( 3 ページ目を 4 ページ目にする) 11 p3-2 c#12-A () --> p4 11 p4-2 c#12-A () --> 現在の全ての記録を表示するには、「v (view)」キーを入力します。 下の例の様にページ合計と全体の合計が表示されます。 例:(途中で、全表示) 15 p4-1 c#12 () --> v 000 1-1 C#1 (1+0) 001 1-2 C#2 (2+0) 002 1-3 C#3 (3+0) 003 1-4 C#4 (4+0) 004 1-5 C#5 (5+0) 00:00:15+00 005 2-1 C#6 (6+0) 006 2-2 C#7 (7+0) 007 2-3 C#8 () 008 2-4 C#8 (2+0) 009 2-5 C#9 (12+0) 00:00:27+00 010 3-1 C#10 () 011 3-2 C#10 () 012 3-3 C#10 () 013 3-4 C#10 (3+0) 014 3-5 C#11 (4+0) 00:00:07+00 *015 4-1 C#12 () 00:00:00+00 TOTAL 00:00:49+00 =================P 4 15 p4-1 c#12 () --> データを保存するときは、「w (write)」キーを入力します。 「w」に続けて、保存するファイル名を指定してもかまいません。 指定が無い場合はデフォルトの「total.txt」を現在のパスに保存します。 確認のメッセージが出ますので、指示にしたがって、記録・中断又はファイル名の 変更を行って下さい。 例:(保存確認メッセージ) =================P 4 15 p4-1 c#12 () --> w total.txt に保存します よろしければ y/Y キャンセルするなら n/N または新しいファイル名を入力してください [y/n/filename] --> y 又は Y で 保存 n 又は N で 中断 ファイルネームを入力するとそのファイル名で保存をします。 ファイルを書き込むときに同時に画面にもデータが表示されます。 データの読み込みを行うには、、「r (read)」キーを入力します。 「r」に続けて、読み込むファイル名を指定してもかまいません。 指定が無い場合はデフォルトの「total.txt」を読み込みます。 確認のメッセージが出ますので、指示にしたがって、読み込み・中断又はファイル名の 変更を行って下さい。 読み込む際に、以前の合計数値は読みとばします。 テキストエディタなどでファイルの変更を行った場合は、再度読み込んでから もう一度記録し直す事で、新しい合計数値を計算する事ができます。 以上のコマンドは、「h (help)」キーを、入力して概略を画面上で読むことができます。 ●起動オプションについて このプログラムは、一般的なフィルム作品を想定してあるため、規定値として 絵コンテの一ページは 5 段 一秒は 24 コマ となっています。 これらは、プログラムを起動する際に起動オプションで、変更することができます。 一枚6段の絵コンテに対して計算をするときは -c6 オプションを使用します。 例: C:\> tclsh84.exe Ctotal.tcl -c6 一秒30コマ(ビデオ)で使用するには -r30 オプションを使用します。 例: C:\> tclsh84.exe Ctotal.tcl -r30 二つのオプションを同時に使用してもかまいません。 また、起動時に読み込むファイルを指定する事もできます。 ●ご注意 Tclスクリプトです、実行にはTcl実行系が必要です。 ●バグ *** 注意、データファイル以外のものを読み込まない様に注意してください。 読み込み前のデータの検証をしていないので、エラーが出て止まってしうかも しれません。データ検証するのを忘れてた・・・(とほほ) ●オマケ 記録したファイルは、タブ区切りのテキストファイルなので、EXEL等の 表計算ソフトで読み込む事もできます。 その際は、いったんデータを並べかえて合計行を削除する必要があるかもしれません。 csv形式の保存も考えましたが、今回は実装していません。 ・・・そのうち気が向いたら手をつけるかもしれません。 ●連絡先 2001.10.13

著作権について
本プログラムの著作権は、私「ねこまたや(屋号)」がこれを有します。
私は、このプログラムの使用に際しては一切の制限を行いません。
何人であれ、このプログラムをダウンロードしたかたは自由に、
再配布・使用・販売・改造等を行う事ができるものとします。
私はこのプログラムおよびプログラムの生成したデータを使用したことによって
起きるいかなる、事故・損害または、他の不利益に対しても責任を負いません。
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Nekomataya/kiyo 2001