2005年5月アーカイブ

なんだかねぇ、一応おしまいの回でござんす。

これって、実は現在の設定ファイルほとんど「そのまま」です。
コメントをたくさん入れてあるのでなんだか設定ファイルを読んだだけでわかるような…
ここにわざわざ書かなくても良かったような…

ま、よいか




/* ////// りまぴん ユーザ設定ファイル //////
新規作成時の標準値になります。
説明を読んでお好きな値に書き換えて下さい。
一部の情報は、クッキーで保存可能(予定)です。
2005/04/06
2005/04/28 デバッグフラグ追加(そのうちなくなるかもね)
*/
var dbg=false ; //デバッグモード

var Sheet="6+0" ;
//カット尺初期値
var SheetLayers=3;
//レイヤ数初期値
var SheetLength=6;
//タイムシート1枚の秒数
// どう転んでも普通6秒シート。でも一応可変。
// 2列シートを使う時は偶数の秒数がおすすめ。
var SheetPageCols=2;
//シートの列数。
// シート秒数を割り切れる数を置いて下さい。
// 実際問題としては1または2以外は
// 使いづらくてダメだと思うよ。
var SheetSubSeparator =6;
//サブセパレータの間隔
var SpinValue =3;
//スピン量初期値
var SLoop =false;
var CLoop =true;
//スピンループ・カーソルループ
//する=true / しない=false
var FootMark =true;
//足跡機能
// 使う=true / 使わない=false
var AutoScroll =true;
//自動スクロール
//する=true / しない=false
var Counter0 =[3,0];
var Counter1 =[5,1];
//カウンタのタイプ
//[表示形式,開始番号]
//
//カウンタのタイプは、5種類。いずれかを数字で
// type 1 00000
// type 2 0:00:00
// type 3 000 + 00
// type 4 p 0 / 0 + 00
// type 5 p 0 / + 000
//開始番号は、0 または 1

var BlankMethod ="wipe";
//カラセル方式デフォルト値
// "file", カラセルファイル
// "opacity", 不透明度で処理
// "wipe", ワイプで処理
// "expression1" エクスプレッションで処理
// "expression2" エクスプレッションで処理
//
var BlankPosition ="end";
//カラセル位置デフォルト値
// "build", 自動生成(現在無効)
// "first", 最初
// "end", 最後
// "none" カラセルなし
var AEVersion ="5.0";
//AEバージョン 4.0 5.0 または 6.0 6.5
var KEYMethod ="opt";
//AEキータイプ
// "min" キーの数が最少
// (自分で停止にする必要がある)
// "pot" 最適化
// (変化点の前後にキーをつける)
// "max" 最大
// (すべてのフレームにキーをつける)
var FootageFramerate ="auto";
//フッテージのフレームレート
// "auto" コンポのフレームレートに合わせる
// 数値 指定の数値にする

var defaultSIZE ="640,480,1";
//コンポサイズが指定されていない場合の標準値
//"横,縦,アスペクト"
var TimeShift =false ;
//AEキー取り込みの際0.5フレームのオフセットをつける
// true つける
// false つけない(標準)
var FavoriteWords =["X","","カラ","→","←","移動","|","___","----","[#]","(#)","<#>","[*]","(*)","<*>"];
//ツールボックスの「よく使う文字」のエントリ
// * は、現在の内容と置き換えられます。
// # は、現在の数値部分と置き換えられます。
// ほかにワンタッチで入力したい文言が有れば自由に追加変更してください。
// 
/*
ユーザインターフェースの色(CSSで変更かなぁ?)(現在無効)
*/


SheetBaseColor ="#efefef";//タイムシート背景色
SheetBlankColor ="#dddddd";//編集不可領域の背景色
FootStampColor ="#f8f8f8";//フットスタンプの色

InputBoxColor ="#f8f8ff";//入力ボックス背景色
SelectedColor ="#ccccff";//選択セルの背景色
SelectionColor ="#eeeecc";//選択領域の背景色

EditingColor ="#eebbbb";//セル編集中のインジケータ
SelectingColor ="#ccccaa";//セル選択中のインジケータ

/*
クッキーで保存する情報(現在無効)
true の情報を保存します。保存したくない情報は、false にしてください。
ckWInSize ウィンドウのサイズ
ウィンドウのおよび基本的なフレームのサイズを
ckSoinValue スピン量
ckTitle 作品 タイトル
ckTime 秒数(新規作成時の標準値として)
ckBMethod カラセル方式(標準の値として)
ckUserName 作業者の名前
*/
var ckSoinValue=true ;
var ckTitle=true ;
var ckTime=true ;
var ckBMethod=true ;
var ckUserName=true ;

// 設定ファイルは、Javascriptのソースです。書き換えるときはご注意を



うむむ、プログラムを調整してたら変わっちゃう部分とか まだたくさん有りそうです。

だから、この記事はとっても暫定版。

だんだん仕事も忙しくなって参りました。
ひとまずここで区切って、この先はちょっとずつ説明書きを修正したり、図版を加えてゆくつもりです。
なんか、ご質問等有りましたらBBSまたは、該当する記事のコメントへどうぞ。

では、またね。

これで、一通りおしまいにして良いのかな?うーん微妙


タイミングマクロ リファレンス

主にリピートの入力を支援するためにタイミングマクロを導入しました。
ヘッドラインフレームまたはツールパネルの入力ボックスに以下の形式でごく簡単なマクロ記述ができます。

基本は、入力する値(トークン)をセパレータで区切っての「まとめて入力」です。

セパレータは、 "."(ドット) ","(コンマ)または " "(空白) が使えます。
マクロ入力のあとは、入力カーソルが成功したマクロ入力の最後尾に移動します。


例えばシート上で

(例)
[1][Enter][8][Enter][7][Enter][6][Enter]

と入力する代りにツールボックスの入力欄に

1.8.7.6[enter]

これで 下のようにシート上に展開されます。
(図)

連続した値はハイフンでつないで省略可能です。

1-10

また、逆順も解釈します。

23-18

(図)
なにも無いエントリは、空(カラ)オクリになりスピン動作だけを行います。
以下の様に書くと1回目は3コマ撮り2回目は6コマ撮りとなります。

s3.1.2.3.1..2..3..
(図)
(この記法を使用する時は、セパレータに空白を使わないほうが良いでしょう。いくつ送ったか見えなくなるので)


繰り返しは、括弧または"/"(スラッシュ)でくくって、数字で繰り返し回数を指定します。

(1-8)3 1~8の繰り返しを3回
/1-8/3 (.1-8.)3 ←このような書き方もできます。


(図)
おしまいの閉じ括弧と繰り返し回数の間を開けると別のトークンになってしまいます。
開けないで入力してください。

「入れ子」も可能です。
入れ子の深さは無制限ですが、あまり深くなると間違えやすくなるのでご注意ください。

((2-6.7-3)4.1.8-12)2

たとえば1から16番の往復リピート3回ならば、こんなふうに書けます。

(1-15.16-2)3

閉じ括弧の後ろに数字が無い場合は単に括弧を取り払って1回だけ展開します。

(1-10) = 1-10

括弧の代わりに"/"を使った場合は、「入れ子」の記述はできません。
"/"は、単純な繰り返しの場合にご使用ください。

途中でコマうちの数を変える場合は動画番号の代りに「スピン制御トークン」を書きます。
制御トークンは、今のところ 1種類しかありません。
s#
s(コマうち数) コマうち数の変更。
#部分を変更したい数値に置き換え下さい。
たとえば、s2.1.2.3.s3.4.5.6. と打ち込むと
例の様にシートに入力されます。

例)
s3.(.1-8.7-2.)2.s2.(.1-8.7-2.)3.

そのほかの記述は、基本的にそのままシートに書き込まれます。


マクロを使って入力する場合、マクロで使用する セパレータ、括弧などの特殊文字はシートに書き込みできません。

例えば、"."(ドット)[セパレータ]をシートに書き込みたい時は、シートに直接書き込んでください。


台詞の入力にもマクロがつかえます。

台詞は、カギ括弧でくくられた部分を自動的に1文字ずつ分解してスピン動作が行われます。

カギ括弧の中にはセパレータを入力する必要がありません。


1マスに2文字以上入れる場合やマクロの制御要素は、カギ括弧の外に置いてください。

太郎の台詞の場合

太郎.s3「ああ、な んてこった」


と入力すると下のように展開されます。
(図)

スピン制御命令は、シートうちの場合と同じです。

キャラ名は、あまり長いとシートの高さが変わって見づらいので適当に省略してください。
句読点は、それぞれテーブルにしたがって置換されます。
、 → ・ (中黒)
。 → (空白)
「 → ---- (取り去って、次の文字の一つ前の駒に罫線)
」 → ---- (取り去って、前のスピンの最後のコマに罫線)

台詞部分は、仕様を考慮中これはあまりよくないか?

もちろん、従来通りシート上をクリックして入力してもかまいません。
今回の版から、シート上のデータをコマンドボタンでコピーペーストできるように
なりましたので、それを使ってブロック単位でシートを複写することもできます。

現在のところ「台詞」欄は単なるメモにすぎませんが、セリフを解釈してセリフシートに変換する機能を考慮しています。
いや、ほんとに考えてる…技術的にはできるんですが…この機能は需要があるのか?
かなり微妙な気がします。


うむむ、マクロでした。
気分は昔のMMLとかGMLみたいなカンジです。

リクエストがあればさらにこれのGUIラッパーとかつけても良いが…需要ある?
きっと私は使わないような気がする。

終わりかと思ったが思い出した。
やっぱり次号予告 次は「設定ファイルのカスタマイズ」

ああ、割と忙しい感じ…たらたら遅延中
やっぱり2回に分けますね。



入力操作リファレンス

タイムシート、ヘッドライン、ツールパネル にはそれぞれキー入力を受け取る入力ボックスがあります。
アプリケーション全体ではなく、入力ボックスでキー入力を受け付けています。
りまぴん独自のキー操作が可能なのは、いずれかの入力ボックスにフォーカスが有るときのみです。

実はこの動作は、現在一考中。自分で使っていてどうもも一つしっくりこないので、近日中に変更の可能性あり。

このとき通常のキー入力は、シートセルに対する入力になります。
セル番号や、コメントなどをシートセルに入力することができます。
また、すでに入力してある内容を変更できます。
入力にはHTMLのフォーム部品をそのままつかっているので、それぞれのシステムの編集機能が使用できます。
OSによるコピー・ペーストや入力のやり直しなどが可能です。

以前と違ってJavascriptを前提にUIを書き直したことにより、いろいろとベンリな操作ができるようになりました。


特殊なキー操作

キー操作の効果は、「編集中」(入力中)と「移動中」で若干異なります。

[PageUp]/[PageDown]

上下1ページづつ移動します。余白が1ページに満たない場合は移動しません。
編集中は、確定してから移動します。
選択範囲は維持されます。


[Home]/[End]

シートの 頭/終わり へ移動します。
編集中は、確定してから移動します。
選択範囲は破棄されます。


[Enter]/[SHIFT]+[Enter]

スピンまたは逆方向へスピンします。
編集中は、現在編集中の内容を確定して、次のスピン位置へ移動します。
選択範囲は維持されます。


カーソルキー

上下左右1コマづつ移動します。
編集中は、上下の移動がブロックされて、
左右の移動がシステム動作(編集領域内での移動)となります。

[↓](カーソルの下)
[↑](カーソルの上)
入力を確定して、セルを一コマ分、前または後へ移動します。
選択範囲は維持されます。

[→](カーソルの右)
[←](カーソルの左)
キー入力中は、システムの動作に従います。
通常は、編集内容の中でカーソルが右左に移動します。
セル移動中は、右または左の列へ移動します。
選択範囲は維持されます。

[Shift]+[↓](カーソルのダウン)
[Shift]+[↑](カーソルのダウン)`
入力位置を変えずに、選択範囲を下または上に伸縮します。
選択した高さがスピン量に設定されます。

[Shift]+[→](カーソルの右)
[Shift]+[←](カーソルの左)
キー入力中は、システムの動作に従います。
通常は、編集内容の中で選択範囲を右左に伸縮します。
セル移動中は、右または左の方向に選択範囲を伸縮します。


[Ctlr]+[A]

現在アクティブなレイヤのすべてのコマを選択状態にします。

[Ctlr]+[C]

選択状態のフレームをバッファに複写します。


[Ctlr]+[X]

選択状態のフレームの内容をバッファに複写してから、選択したフレームを消去します。


[Ctlr]+[V]

バッファの内容を現在アクティブ名フレーム位置からシートに貼付けます。
選択範囲が有る場合は、選択範囲の中だけに貼付けをします。


[Ctlr]+[Z]

入力操作をやり直します。
作業開始時点まで戻ることができます。


[Ctlr]+[Y]

やり直し操作を取り消します。
最後に入力したところまで戻ることができます。


[ESC]

現在の編集内容を破棄(編集前に戻)して、入力状態を抜けます。
入力ボックスが消えて、シートから入力フォーカスがはずれます。
編集位置は変わりません。
選択範囲が有る場合は、選択範囲を解除します。


[SPACE]

現在の編集内容を確定して、入力状態を抜けます。
入力ボックスが消えて、シートから入力フォーカスがはずれます。
編集位置は変わりません。選択範囲は維持されます。

シートの内容に「空白」は入力できません。ダメかな?考え中


[TAB]

システム(ブラウザ)の次の入力エレメントに移動します。
シート上の移動はできません。

そのほかのキー入力は、ほぼブラウザの通常の動作をします。


入力ボックスにフォーカスがない場合、シートはキー入力を受け付けません。
そのときでもマウスによる移動・入力・編集操作は可能です。再びシートセルに入力フォーカスを
与えるには、入力したいセルをマウスでクリックしてください。


マウスの操作


シート上の入力可能なセルを [左クリック]

クリックしたセルに移動します。
シートセルが既にアクティブな場合は、シートに入力フォーカスが入ります。
キーボードから入力できます。このとき、既存の選択範囲は解除されます。
フォーカスの入ったセルをクリックするとフォーカスがはずれます。

ボックス内部でのマウスの操作は、システムに準じます。


現在のセル以外を [Shift]+[左クリック]

現在のセルから、クリックしたセルまでの範囲を選択範囲にします。
選択範囲は、コマンドによるコピー・カット・ペーストの対象範囲になります。

一列だけの選択範囲を作ると、その高さがスピン量に割り当てられます。
(RETAS! 風の入力可能)


シート上の入力可能なセルを [Ctrl]+[左クリック]

選択範囲を維持したままクリックしたセルに移動します。


現在のセルから [左クリック・ドラグ]

選択範囲を伸縮できます。
一列だけの選択範囲を作ると、選択した高さがスピン量に割り当てられます。
現在のセルに入力ボックスがある場合、入力ボックスをクリックするとドラグできません。
入力ボックスの脇の隙間からドラグしてください。


スピン量は、従来通りに「スピンボックス」でも指定できます。
今バージョンでは、マウスやキーボードの選択操作でも指定できるようになりました。

選択範囲の設定はスピンを変更しますが、選択範囲の解除はスピン量を変更しません。


うんむむ、こんな感じか。

次は「マクロの説明」…かな

ではでは、またね。

あーららー、こーららー、原稿失って書き直しだー!

なんかもう「サイズ0のファイルで上書き」してしまったようだゾー。

バックアップ前だったゾー


ウィンドウの説明(4)
  • ツールパネル これは、マウスやペンタブレット等のポインタだけでタイムシートの入力ができるように

    シート入力に必要なコントロールを 一カ所にまとめたパネルです。

    今回の改良の目玉の一つです。

    ヘッドラインフレームの [Tools] リンクから開きます。

    説明


    1. 一段目

      [Document][Pref]

      それぞれ、ドキュメントウインドウ/プリファレンスウインドウを開きます。
      ヘッドラインフレームの同名のリンクと同じです。

      [りまぴんロゴ]

      今のところ何もありません。単なる名前です。

    2. 二段目

      編集操作コントロールがあります。

      それぞれの機能はヘッドラインフレームにあるコントロールと同じです。

      [test]ボタンはデバッグ用のスイッチです。

      このボタンをクリックすると入力ボックスにある内容をJavascriptのエクスプレッションとして評価して一番下の段に表示します。

      このボタンは、機能が安定したらなくなります。

    3. 三段目

      「マップブラウザ」です。

      タイムシートに記入するセル番号をポインタの操作で選択して現在アクティブなフレーム記入することができます。

      つまり「キーボードを使わない」でタイムシートを書くことが出来ます。

      [レベル]

      レイヤを移動します。台詞レイヤや、MEMOレイヤにも移動できます。レイヤを移動するとそのレイヤで使えるセル番号が隣の[セル]のリストに表示されます。


      [セル]

      セル番号を選択してシートに記入できます。
      レイヤに枚数が登録してあればその枚数分のセルを、枚数設定が「=AUTO=」の場合は20枚分までのセル番号を選択できます。
      20番以降のセルをマウスで書き込む場合はドキュメントウインドウでレイヤに枚数を登録してください。


      [よく使う文字]

      タイムシートでよく記入する文字や単語をリストしてあります。セル番号と同様の操作で入力できます。

      「*」「#」を含んだ文字列は、現在の入力を置き換えます。例えば

      B12 + "(*)" = (B12) //*と現在の入力が置き換わる。

      A-23 + "<#>" = A-<23> //#と現在の入力の数字部分が置き換わる。

      主に、番号を(原画番号/リピートの開始番号などとして)強調するために括弧をつけるために使用してください。


      注意

      本来のタイムシートでは強調として「丸付き数字」を使用しますが、コンピュータで扱う「丸付き数字」は各種文字コードで扱いの違う「大変文字化けしやすい文字」です。

      そのため「りまぴん」では「丸付き数字」を数字として認識しませんのでご注意ください。「丸付き数字」を書き込んだ場合は意味のない記号となります。

      [single-click]

      このチェックボックスはマップブラウザの動作を切り替えます。

      標準の動作は、シングルクリックで「選択/書き込み」を一気に行います。このチェックを外すと。

      クリックで「選択」 ダブルクリックで「書き込み」となります。

      お好きな方を選んでください。


      [ClearFS]

      このボタンをクリックすると、現在のフットスタンプを消去して背景色に戻します。
      フットスタンプ機能の on/off ではありません。
      マップブラウザと関係ないのですが、今、置き場がないのでちょっとここに…
      どこがよいか思案中

      マップブラウザは本来 マップファイルの内容をブラウズするためのものですが、現在マップファイルを生成するプログラムは提供されていません。

      マップファイルがサポートされるとプロジェクトの自動登録や、自動ビルドなどもできるようになるはずなのですが…

      ま、のんびりとお待ちください。


    4. 四/五段目

      移動系のコントロールです。

      [HOME] カットの先頭へ移動
      [END] カットの最後尾へ移動
      [<<] 下のレイヤへ移動
      [>>] 上のレイヤへ移動
      [△] 1フレーム前へ移動
      [▽] 1フレーム後ろへ移動
      [↑SPIN↑] 後戻りスピン動作
      [↓SPIN↓] スピン動作
      [フレームカウンタ0]
      [フレームカウンタ1] ヘッドラインフレームのカウンタと同じです。設定も兼用です。
      [Pgup] 1ページ進む
      [Pgdn] 1ページ戻る

      同名のキーとほぼ同じ働きをします。

    5. 最下段

      ステータス表示欄になっています。「りまぴん」からのメッセージ等が表示されます。



  • 取り込みウインドウ

    情報フレームの「取り込み」リンクから呼び出します。

    中央の大きなテキストエリアに入力されたデータを取り込んでタイムシートに変換することができます。

    取り込めるのは、XPSフォーマットのデータ、またはAEからコピーしたキーフレームです。

    XPSデータの取り込み

    保存してあるXPSデータを、メモ帳等のテキストエディタで開きます。

    データをすべて選択して複写します。

    テキストエリアに貼付けて、[取り込み]ボタンをクリックしてください。

    現在のタイムシートをクリアして取り込んだタイムシートを表示します。


    この操作は、取り消しできません。取り込む前に必要なデータは保存しておいてください。


    AEKeyデータの取り込み

    AEとりまぴんを同時に立ち上げます。

    タイムシートにしたいレイヤの含まれるコンポジションを表示してください。

    レイヤを選択して、レイヤのタイムリマップのキーフレームをすべて選択します。


    タイムラインのタイトルをクリックするとすべてのキーフレームが選択できます。

    カラセル制御用のタイムライン(wipe または opacity)がある場合は、そのデータを同時に選択することもできます。
    カラセルタイムラインを [SHIFT]+クリック
    エクスプレッション方式を使っている場合はタイムリマップの代わりにタイミングを保持しているスライダのキーをコピーしてください。
    カラセル制御情報がない場合は、プリファレンスウインドウで設定してある標準の値で取り込みを行います。

    [ctlr]+[C]で複写します。

    複写に成功すると、情報ウインドウに「○○個のキーフレームをコピーしました」等のメッセージが表示されます。


    このまま取り込みウインドウを選択して、このキーデータを貼付けてください。


    貼付け

    同じコンポジションにさらにタイムシートにするセルがある場合は、この操作を繰り返して必要な数だけ貼付けてください。

    先のデータの末尾と次のデータの先頭が1行になってしまわないように注意してください。
    間に空行が入るのはかまいません。
    一番上のデータが「Aセル」になります。


    取り込んだデータのうち最もフレーム数の大きなキーが収まるシートを自動で作成しますので、カットの長さが違っていたりレイヤの数をかえたい場合は、ドキュメントウインドウから変更してください。


  • 書き出しウインドウ

    情報フレームの「書き出し」リンクから呼び出します。

    XPSフォーマットでタイムシートを書き出します。

    ご覧の通り、そのままテキストでもタイムシートとして読めるようになっています。

    タイムシートを保存する場合は、このウインドウから「ファイル名をつけて保存」等のメニューで保存してください。
    保存形式は「テキスト」を選択して、拡張子には「.xps」をつけるようにお願いします。

    文字コードは限定しません。あなたのよく使うコードでよいと思います。
    複数の作業者間でタイムシートを強要する場合はいずれかの文字コードに統一するように決めておくと良いでしょう。

    現在、xpsファイルを直接扱うプログラムは提供されていませんが、保存したファイルをテキストエディタで修正することもできます。

    コメントやタイトルの置き換えなどはテキストエディタの方が便利かも知れません。


  • ああ、一度書いた内容をまた書くのは徒労感があるにゃごにゃご

    これで、ウインドウ解説はひと通りおしまいだ。

    終わりが見えてきたような気が少しだけ…しかし図版はまだない。仕事のアップは近づく。

    次号予告 入力操作リファレンス/繰り返しマクロリファレンス

    …1回じゃ無理かな?分けるかも

    さらにつづくよー



    ウインドウの説明(3)

  • ドキュメントパネル

    編集中のカットに関する設定を変更します。
    新規作成も、この画面から行います。

    情報ウィンドウに表示される内容は、ここで編集できます。
    以下説明

    スイッチ、コントロールの説明


    1. 新規作成

      このスイッチをチェックすると、新規ファイルの作成になります。
      新規作成時は、すべての記録内容がクリアされて白紙の状態のシートができます。
      それ以外の場合は、現在のカットの内容変更になります。
      新規作成スイッチを外すと同時にパネルのリセットがかかりますので、注意してください。

    2. [更新/作成]

      実際のデータ更新/新規タイムシートの作成を行います。
      尺や、レイヤの増減に対しては残せる限りの情報を維持します。
      ただしやり直しはきかないので変更前に必要なバックアップはとっておいてください。

    3. [新規シート]

      このスイッチで、パネルの内容をデフォルトの状態にできます。
      同時に新規作成スイッチが入ります。
      アプリケーションを立ち上げた時に表示される内容とほぼ同一です。
      手軽に内容をクリアして新規作成したいときに使ってください。

    4. [リセット]

      パネルを開いたときは、編集中のカットの情報が表示されます。
      このスイッチでパネルが開いたときの状態に戻ります。
      変更を取り消して現在の状態に戻すときに使ってください。

    5. [閉じる]

      パネルを閉じます。

    カット情報


    1. MAP-FIle

      シートで使用するセルを定義した「Mapファイル」を登録することが出来ます。
      このファイルがあると、自動でフッテージをインポートしたりコンポを設定することが…
      その内できるようになればよいですね。
      Mapファイルを作成するアプリケーションはまだありません。リクエストがなければできないかもしれません。

    2. Title

      作品タイトルを書き込んでください。キーフレームには影響しません。

    3. subTitle

      作品サブタイトルを書き込んでください。キーフレームには影響しません。

    4. No.

      制作ナンバーを書き込んでください。キーフレームには影響しません。

    5. S-C

      シーンとカット番号を書き込んでください。

    6. レイヤ数

      タイムシートのレイヤの数を設定します。
      数値を書き換えた後は、テーブルを更新してレイヤテーブルで各レイヤの設定が必要な場合があります。
      レイヤが減る場合は上のレイヤから順に減ります。増える場合は上方向に増えます。
      レイヤの挿入等が必要な場合は、上方に増やしたあとシート上で複写貼り付け等の編集で処理してください。

    7. Time.

      カットの長さを変更します。
      フレームレートとタイムコードで指定します。拡張タイムコードを使用できます。
      カットの尺とIN/OUTのトランシットの尺を設定できますので、実際のタイムシート上の表記とソフト上の表記を一致させることが出来ます。
      ただし、現在トランシット「効果」のサポートはありません。時間の計算のみのサポートです。

    8. シート作成・シート更新

      タイムシートを作成した日時および作成者・修正した日時と作業者を記録できます。
      標準の値は設定ファイルで変更することができます。クッキーを使用して作業者の名前を控えておくことが出来ます。

    9. memo.

      メモ欄です。申し送り事項を書き込んでください。


    ここの大半の入力は、キーフレームには影響しません。
    りまぴんサーバと接続した場合は、書き入れた情報による検索ができるようになります。


    レイヤブラウザ
    レイヤの数を変更した場合は、こちらで各レイヤの情報を確認してください。
    追加されたレイヤは、標準の値で初期化されます。
    標準値は、設定ファイルで変更可能です。


    1. 種別

      将来の拡張用 現在は「timing」固定です。変更できません。

    2. リンク

      将来の拡張用 現在は「.(ルート)」固定です。変更できません。

    3. ラベル

      レイヤにつける名前です。標準でA〜Zが指定されます。
      それ以上のレイヤを作ると空白になるので、その場合は自分で名前を付けてください。
      でも、そんなにレイヤが多いのは「イヤな感じ」です。がんばってください。
      「A下」とか「Bカブセ」とかお好きな名前に変更できます。
      ラベルのついた番号をシートに書き込んだ場合、正しくセルとして認識できるようつとめております。

    4. セル枚数

      セルの枚数を指定できます。指定された範囲外のセルは無視(無効記述になる)します。
      指定が面倒な場合は初期状態の「=AUTO=」のままで作業可能です。
      後述のツールパネルを使って指定範囲のセルを マウスやペンで指定できるのですが、
      =AUTO=の場合、20枚までのセルが利用できます。それ以上のセルをマウスで指定する場合は、ここで枚数を設定してください。

    5. カラセル/配置

      カラセル方式とカラセルの配置をレイヤごとに指定できます。
      プリファレンスパネルで指定する方式と配置は標準の値なので、書き出しをコントロールする場合はこちらの値を変更します。
      この値は、情報フレームの一番下の段でも変更できます。

    6. ジオメトリ
      (sizeX/sizeY/aspect)

      レイヤのサイズを指定します。
      将来の拡張時はカメラワークに影響しますが、現在は「何が指定してあってもAEの動作は同じ」です。
      あしからず。

      実際のセルと違っていると気分の悪い場合はセルに合わせてください。プリセットに存在するサイズの場合は三つの値を同時に変更できます。


  • 環境設定(プリファレンス)パネル

    プログラムの動作環境を設定します。



    1. name./

      作業ユーザ名を設定します。クッキーで名前を保存しておくことが出来ます。


  • キーデータオプション
    主に、キー変換に関わる設定です。


    1. blank method

      カラセル方式と、カラセルの配置の初期設定です。
      ここで設定した値は、新規作成されるレイヤに適用されます。
      また、AEキーデータを読み込む際の省略値として働きます。

      主に使用する方法を設定しておいてください。

    2. AE Version / (キー形式)

      AEのバージョンを選びます。
      AEは、後方互換がありますので、自分よりも古いバージョンのキーを受け付けます。
      AE4では、エクスプレッション方式が選択できません。
      現在、AE6および6.5のキーは、未整備のためAE5と同じものになっています。
      AE5以上の作業環境では、AE5を選択するようにしてください。

      書き出すキーの形式を、3方式に変更しました。それぞれ以下の特徴があります。


      1. 最少フレーム

        値の変化点ののみにキーフレームを作成します。キーの数が最少になります。
        ペーストしたキーフレームはリニア補完になっていますので、手動で停止に切り替える必要があります。
        AE上で タイムリマップに再編集をかける必要が有る場合は、キーが少ない方が状況をつかみやすいのでこの方式が優れています。


      2. 最適化フレーム

        値が変化する点の前後にキーフレームを作成します。最少キーに対して約二倍の数のキーフレームができます。
        変化の両端に同じ値をおいてあるので、キーを停止に変える必要がありません。


      3. 全フレーム

        すべてのフレームにキーを作成します。キー補完を停止に切り替える必要はありません。
        ちょっと見づらいです。すべて2コマ撮りの場合は、最適化フレームと結果が同じです。


      キーの作成方法が以前と少し変わりました。通常は「最適化」でよいと思います。
      キーデータの読み込みの際、連続する同じ値のコマを読み飛ばしますのでどの方式のキーを読み込んでも元のシートにかなり近い形に復帰可能です。

    3. フッテージのフレームレート

      フッテージを同じプロジェクト内で、他のコンポジションと共有する場合は、よくありますあります。
      フッテージのフレームレートを設定することで例えば、24コマ毎秒のコンポ内に30コマ毎秒のフッテージをフレームレートを変更しないまま使用することが出来ます。
       セレクタでフッテージのフレームレートを選ぶか、テキストボックスに直接書き込んでください。

      使用頻度か少ないと判断したためにレイヤのプロパティにはしてありません。ここの値を書き換えるとすべてのキー変換に有効になります。注意してください。
      標準の値は、「コンポジションと同じ」です。

    4. 取り込みの際に0.5フレームシフトする

      読んだ通りです。他のソフトやAE上で直接入力したタイムリマップのキーはサンプリング点がフレーム継続時間の冒頭です。コピーペースとの仕様上指定フレームが1コマずれてします場合があります。その場合にチェックを入れてください。りまぴんから出力したキーをこのスイッチで読み込むと逆に必ず一コマずれて読み込まれます。
      ご注意ください。


    5. 省略時サイズ

      レイヤを新規作成する場合の寸法値です。キー変換には現在関係ありません。
      設定ファイルでも変更することができます。

    シート情報

    タイムシートの基礎情報です


    1. 1枚の秒数

      シート1枚の秒数を指定します。
      フレームレートに関わりなく秒数で指定してください。


    2. 1ページ2列

      チェックを外すと1ページ1列の表示になります。
      重ねレイヤが多いときなどに使ってください。

      二列で使う場合は、フレームレートと合わせて偶数のコマ数になるようにしてください。

    3. フットスタンプ機能

      入力済みのコマはシートの地色と違う色でハイライトされます。
      入力の確認に使用できます。この機能をオフにできます。


    この情報を変更した場合、タイムシートを再描画する必要があります。
    設定ボタンをクリックして再描画してください。

    シートの色やデザインは、スタイルシートと設定ファイルで変更します。ここでは設定できません。


    カウンタのタイプ

    二つあるフレームカウンタに表示するタイムコードの形式を指定します。
    二つのカウンタはそれぞれ別の形式が指定できます。

    使いやすい形式を指定してください。


  • フレーム

  • (時:)分:秒:フレーム

  • 秒+フレーム

  • ページ / 秒+フレーム

  • ページ / +フレーム


  • 以上 5形式それぞれ に [0から開始] [1から開始]の二つの方式があって計10種類から選択できます。
    [0から開始]の場合は「.(ドット)」、[1から開始]の場合は「_(アンダースコア)」がタイムコードの後ろについて識別できるようになっています。
    なお、カウンタに直接値を書き込むと書き込んだフレームへ直接ジャンプできます。書き込みは設定に関わらず10種類いずれの形式で書き込んでもかまいません。後ろの識別子を省略した場合は[0開始]と見なします。

    ループアクション

    スピン移動の際、最終フレームと最初のフレームをループさせるかどうかを選択してください。
    エンターの動作と、カーソルキーの動作を別々に設定できます。

    自動スクロール

    フォーカスが移動したときに追従動作するようにしてありますが、ブラウザによっては不具合になる可能性があります。その場合はスイッチを切ってブラウザのアクションに任せた方がよいかもしれません。


  • どんどこ つづきマスネ

    次号予告

    ツールパネル 取り込みウィンドウ 書き出しウインドウ

    つづきなのだ



    ウィンドウの説明(2)

  • 情報フレーム

    左のフレームは、編集中のカット情報を表示するフレームです。
    従来のタイムシートの上の方のタイトル欄とかカット袋の上書きだと思っていただければ良いと思います。
    また、情報フレームの下の部分は、AEキーの書き出しを行うボックスが有ります。

    では、説明

    最上段


  • [編集中]

    シート内容の編集中または選択操作中に点灯します。操作の目安にしてください。

  • [書き出し]
    保存用の、テキストを別ウィンドウに書き出します。表示されたウインドウを「別名で保存」等の操作でファイルに保存してください。保存の際は、「テキスト形式で保存」を選んで下さい。お好きな名前で保存できます。一応、推奨の拡張子は「.xps」です。将来、ローカルアプリケーションができたらこの拡張子になります。
  • [取り込み]
    保存したシートを取り込みます。上のリンクで保存したテキストを、このリンクで表示される取り込みパネルに張り付けて、取り込みボタンをクリックして下さい。Webアプリなのでこの辺がちょっと面倒ですね。サーバができたら解消すると思います。
    それまでは堪忍してね。

    AEからキーフレームデータをコピーしてこのパネルにペーストすると、シートに取り込むことができます。

    XPS AEデータともに取り込みのときは、現在の編集内容がリセットされて「新規シート」になります。このそうさはやり直しがききません。ご注意ください。

  • 中段・カット情報部分

    カット内容を表示します。
    memo欄以外の内容の変更は、ヘッドラインにある[Document]リンクで表示されるドキュメント情報パネルで行ってください。

    上から順に

    No. 制作話数等

    Title タイトル等

    sub title サブタイトル等

    S-C シーン・カット番号

    Time カット尺

    (トランシットイン) O.L wipe等のトランシットエフェクトの時間[IN側]

    (トランシットアウト) (同上)[OUT側]

    Name. 作業者の名前等

    memo. 作業申し送り事項等

    となっております。

    実際のところ、アプリケーションの動作に関わる情報は少ないですが、シートを記録(保存)する場合はぜひきちんと書きましょう。タイムシートなんて見た目はどれもすごく似ているので、書いておかないと「自分で書いた内容を忘れる」こと必至です。


    下段・キー変換部分


  • [変換ボタン]
    現在フォーカスのあるレイヤをAEキーに変換します。
    変換したキーは下のテキストエリアに表示されて選択状態になります。
    変換は、ヘッドラインにあるレイヤ変換ボタンでもできます。結果は同じです。
    変換すべきキーがない場合はその旨が表示されます。

  • キー表示エリア
    表示されたキーをコピーして下さい。
    従来のデザインに比べて幾分小さくなりました。

  • [カラセル方式選択リスト]
  • [カラセル位置選択リスト]
    レイヤを切り換えると、そのレイヤに登録されたカラセル方式と位置が表示されます。
    これを切り換えると登録内容も変化します。キー方式と位置を変更すると、AEのキーが変化します。それぞれの作業に会った方法を選択してください。
  • タイムシート

    タイムシートの本体です。

    業界の方へ

    ごらんの通り、β1版に比べて、「似ている度」アップしております。
    使い勝手もだいぶよくなったと思います。御意見感想お聞かせください。

    実務上で使用するタイムシートに合わせて、横2段組可能なシステムとなりました。
    ページごとにページノンブルが入りました。
    アクションシート欄は現在ありません。将来は不明。
    時間表記欄は1秒ごとに秒数を表記するようにしました。
    台詞欄は、現在他のレイヤと同様の動作をしますが、台詞欄独自動作を準備中です。
    台詞を読み取って指定のレイヤにクチパクシートを生成する機能とか…無駄機能かも?
    セル欄はごらんの通り。メモ欄も同じく。です
    カメラワークのサポートも予定しております。


    業界と業界以外の方へ

    アニメーションのタイムシートの表記は、一般的な画像処理アプリケーションと違って、縦方向に時間軸、横方向がレイヤの重ね方向です。
    左方向が(Aセル側)が下方向で、右にゆくにつれて上に重ねてゆく方式です。

    このアプリケーションはアニメーション・タイムシートと同一の構成ですので、「シート打ち」と通称されるタイミング情報の打ち込みの際に紙のシートとの比較検証がやりすくなっています。

    このシートに、紙で書かれたタイムシートの情報を入力してゆきます。
    シートには、「セル番号」と「メモ」を混在して書き込むことができます。
    アプリケーションが「セル番号」と認識したもの以外はすべて「メモ」として扱います。サンプルシートのように、適宜メモを挿んで読みやすいシートを書くことができます。

    シートは、初期状態で6秒ごとのブロックに分かれています。
    それぞれのブロックは「ページ」として扱います。

    1ページのシートは、3秒づつ左右2段に分割されます。
    1秒ごとに区切り線が太線で、表示されます。

    1段のシートの内容は左から順に以下のようになっています。

    コマ数の表示欄

    通常何も書き込みません。実際のタイムシートでは、多くの場合原画のタイミングを書き込む「アクションシート欄」と呼ばれる領域です。現在このアプリケーションはアクションシートの機能をサポートしません。

    台詞欄

    台詞や音響効果の指定を書き込む欄です。キーフレーム変換には関係しませんが、書き込んで内容を保存することが出来ます。そのうち機能が充実してくる予定…かな?

    動画シート欄(またはセル欄)

    動画番号を書き込む欄です。重ね合わせ順に従ってフレームごとに合成すべき動画番号を書きます。

    メモ欄
    合成処理上必要なメモや、申し送り事項を書き込む欄です。
    実際のタイムシートでは多くの場合「CAMERA欄」と呼ばれています。
    このアプリケーションは現在カメラワークのキー変換をサポートしていません。
    将来は何らかの形でサポートされる予定…のつもりはあります。

    これらは、実際の作業に使用する標準的なタイムシートのフォーマットにあわせてあります。
    これ以外のフォーマットのタイムシートを使っている場合は、プリファレンスパネルで設定値を変更することが出来ます。





  • ういー、二回目。まだ終わらない。やっぱりいっぱいあるです。

    次号予告
    ウインドウの説明3回目
    ドキュメントパネル・プリファレンスパネル

    だびゅー