ひとまず、バージョンは　1.0

アニメーション業界もすっかりコンピュータ仕上げになりましたねぇ。

制作メディアが主にフィルムからビデオになってしまいましたので、
ビデオ特有の技術的な知識なども制作現場に必要になって参りました。

（以前は、知識が不要だったわけではありませんが、まあ、知らなくてもラボと
ビデオ編集でなんとかカバーしてもらえましたからね。）

その昔、テレビ業界がビデオ制作に雪崩をうって切り替わっていた頃
（あたしゃ学生でしたけどね）　アニメーションの業界では、
「当時のビデオに　アニメーション制作に必要な（駒撮り）機能がなかった」ために
フィルム制作からビデオ制作に移行しません（できません）でした。

最近のコンピュータの普及のおかげさまで、今さらのようにアニメーション業界は
ビデオ制作の洗礼を受けている真っ最中でございます。

おっと、話がそれてきた

ええと、でもって　このチャートは、パソコンのRBGデータで作成された画像原板が
どのようにビデオ信号に変換されているかどうかを確認するための
テストパターンみたいなものです。

何種類かのパターンを用意してありますので、この画像を確認したいビデオデバイスで
ビデオ信号に変換します。得られた信号を波形モニタとベクトルモニタで観測することで、
そのデバイスが、どのような方式でビデオ信号を生成しているかを確認することができます。

＊＊もちろん、こんなチャートがなくても、いくつかの画像を変換してみれば
おのずとその特性は分かるはずです。が、まあ　
あればつかうヒトもいるかな？というぐらいの気持ちで公開します。
要は、俺様チャートでしょうか

詳しい説明はこちら


ダウンロードはこちら

convert_check.lzh



説明は、ダウンロードできるアーカイブにも同じものが含まれています。




現場には、時たま（いっぱい？）「パソコンの画面」と「ビデオの信号」とを混同しておられる方も
見受けられます。
たぶん、似たような「ブラウン管に映っている画像」だからでしょうが
「ブラウン管に映っている」ことが共通なだけで、後はずいぶんちがうんですけどねぇ