りまぴん取扱説明書03 - ウインドウの説明1
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ウインドウの説明1
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ウインドウの説明1
初期画面
「りまぴん」を起動すると下のような初期画面が表示されます。AIR版

WEBアプリケーション

CEP(Photoshop機能拡張)版

画面は、機能ごとにいくつかのエリアに分かれています。 説明のため、それぞれのエリアに名前をつけます。
各種機能を呼び出します
ドロップダウンメニュー直下に[ツールバー]があります。
現在の状態を示すステータスエリアです。
[タイムシートヘッドライン]または単に[ヘッドライン]と呼びます。
タイムシートメモ欄です。
その下の大きな領域を[タイムシート]または[XPSシート]と呼びます。
ドロップダウンメニュー
通常のアプリケーションと同様のドロップダウンメニューが表示されます。
各種機能は、ほとんどここからアクセス可能です。
メニューツリーの解説は以下のページヘ
ツールバー

ツールバーには、日頃よく使用される機能を呼び出すボタンが配置されています。
ボタン内容は、プラットフォームごとに自動で切り替わります。
右端にロゴマークがあります。
設定ファイルで指定するロゴ画像またはテキストを表示します。同様に設定ファイルで与えたURLへのリンクになっています。デフォルトでは、オンラインヘルプへのリンクです。
ボタン内容
各ボタンの機能です。同じ機能をドロップダウンメニューから選択することが可能です- newXPS
- ドキュメントパネルを新規作成モードで表示します。
- fileOpen
- 取り込み/書き出しパネルを表示します。 可能ならば、ローカルファイルを読み込むためのパネルを同時に開きます。
AIR/CEP版の場合は、ファイルダイアログが開きます。
- Read/Write
- 取り込み/書き出しパネルを表示します。 現在編集しているタイムシートを、テキストデータで書き出し読み込みが可能です。 保存したデータを再度編集する場合はここでデータをペーストして読み込みます。
AEからキーフレームデータをコピーしてこのパネルにペーストすると、シートに取り込むことができます。
XPS AEデータともに取り込みのときは、現在の編集内容がリセットされて「新規シート」になります。この操作はやり直しがききません。ご注意ください。
- シートをCGI経由でファイルに保存
- サービス用のCGIを経由して編集したタイムシートをダウンロードして保存することが出来ます。
- 保存
- (AIR/CEP版のみ)タイムシートを保存します。一度も保存されていないタイムシートの場合は「名前をつけて保存」コマンドを呼び出します。
- リロード
- (AIR/CEP版のみ)ドキュメントを再ロードします。WEB判の場合はブラウザのリロードボタンを利用して下さい。
- ユーティリティーコマンドバー
- コマンドバーを呼び出します コマンドバーはJavascriptで書いた関数を呼び出します。ユーザ側で機能を拡張することが可能です。
- ツールボックス
- 入力ツールボックスを表示します。 ペン・マウス入力に対応しています。
- 一列選択
- 全選択,現在編集中のレイヤの全てのフレームを選択します。
- 複写
- コピー,選択範囲のフレームをバッファにコピーします。
- 切り取り
- カット,選択範囲をコピーしてクリアします。
- 貼り付け
- ペースト,アクティブなフレーム位置からバッファの内容を貼付けます。選択範囲がある場合は選択範囲の中だけに貼付けを行います。
- やり直し
- アンドゥ,操作を取り消して以前の状態に戻します。現在のドキュメントの作業開始時点まで戻れます。
- やり直しのやり直し
- リドゥ,アンドゥ操作を取り消します。
ステータスエリア
現在の編集状態が表示されます。- タイムラインボタン
- 現在編集中のタイムラインラベルが表示されます。 [タイムラインボタンをクリックするとAEへのキー変換が行われます。 キー変換できないレイヤを編集中は動作が無効になります。
- フレームカウンタ 0番/1番
- フレームカウンタには現在編集対象のフレーム位置が表示されます。2つのフレームカウンタが使用できます。 2つのカウンタは、それぞれ別々に表示形式を設定することが可能です。設定はプリファレンスパネルで行ってください。 カウンタの数値を書き換えて指定のフレームに直接移動することができます。 カウンタには、一般的なタイムコードの文字列のほかに独自の拡張タイムコードが使用できます。
- スピンカウンタとスピンボタン
- 現在の「スピン量」を表示します。スピンボタンでスピン量を加減できます。 カウンタの値を直接書き換えて設定できます。 「りまぴん」は、通常入力の際 指定された「スピン量」に従って次のフレームへ移動します。
右のチェックボックスは、選択範囲によるスピン指定を切り換えるスイッチです。 チェック状態では、選択範囲を作成するとその縦方向のコマ数がスピン量に設定されます。
- 入力ボックス/○/×
- タイムシートのセルを直接操作する替わりに、入力ボックスに対して入力することができます。 表計算ソフトのエクスプレッションエリアのような感じです。 シート上の直接入力と機能に一部違いがありますので、使いやすい方をご使用ください。 ○ボタンと×ボタンは「確定」と「取り消し」です。キーボードのショートカットは、[Enter]/[ESC]になります。
ヘッドライン

ヘッドラインは、編集中のカット情報を表示するエリアです。 従来のタイムシートの上の方のタイトル欄とかカット袋の上書きだと思っていただければ良いと思います。
編集インジケータ
- [編集中]
- シート内容の編集中または選択操作中に点灯します。操作の目安にしてください。
印刷されません
カット情報
カット内容を表示しまています。 それぞれのデータをダブルクリックすると、入力ダイアログが開いて変更することが可能です。 まとめて変更する場合は、上述の[Document]パネルから行うことが出来ます。左から順に
- No.
- 制作話数等
- Title
- タイトル等
- sub title
- サブタイトル等
- S-C
- シーン・カット番号
- Time
- カット尺
(トランシットイン) O.L wipe等のトランシットエフェクトの時間[IN側] (トランシットアウト) (同上)[OUT側]
- Name.
- 作業者の名前等
となっております。
コンパクトモード表示の際は、以下の情報のみが表示されます
- S-C
- シーン・カット番号
- Time
- カット尺
実際のところ、アプリケーションの動作に関わる情報は少ないです。が、シートを記録(保存)する場合はぜひきちんと書きましょう。 タイムシートの見た目はどのカットもすごく似ているので、書いておかないと「自分で書いた内容を忘れる」こと必至です。
表示枠をダブルクリックすると内容が変更できます。時間関連の変更はタイムシートが再描画されます。
memo欄

タイムシートの最上部にはメモ欄があります。
小さな[memo:]のリンク部分をクリックするとタイムシートに対するコメントが編集できます。
作業中のメモや伝達事項などにご使用ください。
印刷時は、一枚目のタイムシートの上部に印刷されます。
タイムシート

タイムシートの本体です。
アニメーションのタイムシートの表記は、一般的な画像処理アプリケーションと違って、縦方向に時間軸、横方向がレイヤの重ね方向です。 左方向が(Aセル側)が下方向で、右にゆくにつれて上に重ねてゆく方式です。
このアプリケーションはアニメーション・タイムシートと同一の構成ですので、「シート打ち」と通称されるタイミング情報の打ち込みの際に紙のシートとの比較検証がやりすくなっています。
このシートに、紙で書かれたタイムシートの情報を入力してゆきます。 シートには、「セル番号」と「メモ」を混在して書き込むことができます。 アプリケーションが「セル番号」と認識したもの以外はすべて「メモ」として扱います。サンプルシートのように、適宜メモを挿んで読みやすいシートを書くことができます。
シートは、初期状態で6秒ごとのブロックに分かれています。 それぞれのブロックは「ページ」として扱います。
1ページのシートは、3秒づつ左右2段に分割されます。 1秒ごとに区切り線が太線で、表示されます。
1段のシートの内容は左から順に以下のようになっています。
コマ数の表示欄
通常何も書き込みません。カット頭からの経過フレームが一コマおきに小さな文字で表示されています。
現在編集対象のフレームは、ステータス欄に表示されます。
参照エリア
実際のタイムシートでは、多くの場合原画のタイミングを書き込む「アクションシート欄」と呼ばれる領域です。
このアプリケーションではアクションシートの機能を含む参照用エリアとして機能します。
外部のタイムシートを読み込んだり、現在の編集内容を控えておくために利用して下さい。
印刷時対象です。
現在参照エリアの内容は保存されません。
台詞欄
台詞や音響効果の指定を書き込む欄です。キーフレーム変換には関係しませんが、書き込んで内容を保存することが出来ます。
必要な場合はメニューから増設することができます。
動画シート欄(またはセル欄)
動画番号を書き込む欄です。重ね合わせ順に従ってフレームごとに合成すべき動画番号を書きます。
カメラワークや撮影効果を書き込む場合は、メニューから「カメラワークトラック」「効果トラック」を追加することができます。
動画シートの右側に作成されたカメラワークトラックは、自動的に「CAMERA欄」になります。
現在AEのデータに変換する場合は、カメラワーク及び効果トラックの内容は無視されます。次回のアップデートまでお待ち下さい。
タイムシートメモ欄
合成処理上必要なメモや、申し送り事項を書き込む欄です。
これらは、実際の作業に使用する標準的なタイムシートのフォーマットにあわせてあります。 これ以外のフォーマットのタイムシートを使っている場合は、プリファレンスパネルで設定値を変更することが出来ます。
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